「リビジョン」機能について
リビジョン機能は、ワードプレスに基本機能として備わっていて、記事の編集中に内容を自動で保存してくれるという機能です。
これは非常に便利なもので、例えば、
「 記述ミスや操作ミス、また不具合が生じたからデータが消えてしまった! どうしても前のデータを復元したい! 」
といった時にも対応できます。
1つ注意点としては、デフォルトの設定が「データの最大保存数が無制限」になっているということです。
これはどういうことかというと、この設定で長期間 使用を続けて記事数が増えていくと、個々のファイルサイズが肥大化し データベースの容量が圧迫するため、パソコンに余計な負荷がかかり、不具合の原因となる可能性があるということです。
なので、状況に応じて設定を変えていく必要があります。
ファイルの肥大化を防ぐための対応策としては、以下のような方法があります。
- ● リビジョン数の制限
- ● 自動保存インターバルの変更
- ● リビジョン機能の停止
- ● 過去のリビジョン履歴の削除
以下で細かくみていきます。
リビジョン数の保存件数を変更することができます。
「wp-config.php」に以下のコードを記述します。
「require_once(ABSPATH . ‘wp-settings.php’);」より前の位置に記述します。
数値の部分は保存件数の上限を入力する
自動保存はデフォルトでは「1分」に設定されているので、リビジョンは1分経過ごとに増えていく状態になっています。
この保存間隔を変更するには、「wp-config.php」に以下のコードを記述します。
指定する数値は秒単位。
リビジョン機能自体を停止させることもできます。
過去のリビジョン履歴を削除することができます。
「Better Delete Revision」というプラグインを使います。